Ramdiskを試してみた。
ここ10年程で マザー、CPU、メモリーの性能は格段に上がっているのに体感速度はほとんど変わらない。
足を引っ張っているのは・・・そう、HDDだ。
こいつだけは10年間ほとんどサボりっぱなしで進化していない。
・・・というよりも、HDDの性能では今の速度が限界なのではなかろうか?
そこで考えたのがメモリーをHDDとして使うRamdiskである。
フラッシュメモリではなくマザーに挿しこむあの長細いメモリー。
速度はHDDなんかとは比べものにならないのに、なぜ普及しないのか?
それは、メモリーは通電している間しかデータを記憶できないのだ。
まぁうんちくはこのくらいにして・・・早速Ramdiskソフトを導入してみたのでHDBENCHで性能を見てみよう。
下の写真は普通のHDDを走らせてみたが・・・
読み込み49MB/s 書き込み29MB/s ランダム読み込み12MB/s ランダム書き込み23MB/s
まぁ、こんなもんだろう。(やや遅い気もするけど・・)
さて、下のRamdiskはというと・・・。
なんじゃこりゃ~!!!!!!!!!!
完全に振り切れちゃって表示しきれてません。
読み込み1091MB/s 書き込み1188MB/s ランダム読み込み1188MB/s ランダム書き込み861MB/s
この差は何だ!!絶対HDDメーカー以外から圧力がかかってるな。
ぶっちゃけCPUやメモリが遅くても、HDDさえ高速なら体感速度は速いのだ。
試しにHDDで解凍に15秒ほどかかったZIPファイルをRamdiskに入れて解凍してみた。
結果は1秒で解凍できました。
そのうちソフトではなく物理的に16GB程のRamdiskを積んで、
それを起動ディスクにしてOSをインストールし、システム全体を速くすることを構想中です。
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